「介護士になりたい」と考える方がいる一方で、「介護士になって欲しくない」そう考える親も少なくありません。しかし、今だからこそ介護士になることに対し、お勧めできることがあります。
介護士になることをお勧めする理由を理解し、前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
介護士になることをお勧めする理由について、ご紹介いたします。

今後、ますます介護士の需要が高まる
IT化しているわが国では、どの企業においても人員を削減しており、仕事を辞めると再就職が難しくなるのが現状となります。また、再就職したとしても契約社員や派遣社員が多く、正職員として働くことが難しいのが現状となります。
一方で、介護士の仕事は無くなるどころか需要が高く、再就職もしやすい環境となります。また、介護士不足により介護士に対する手当てが厚くなり始めており、将来が良好傾向となります。
需要が高まる介護士だからこそ、介護士になることをお勧めできます。
働き方を選べるのも特徴
介護士の職場は施設だけでなく病院や学校など、幅広い分野で活躍しています。そのため、介護士になった後どのように進むのかは、その人個人によって違います。また、生活環境や家庭環境等に応じて、働き方を選ぶことができるのも特徴です。
介護士だからこそ、どの分野でどのように活躍したいのか、自身が選択していけることはとても重要なことです。
ただ単に施設介護を行うだけではなく、やりたいことを見出し実行していけることも、介護士をお勧めする理由の一つとなります。
60歳過ぎても働き続けられる
介護士は、国家資格であり需要が高まっているため、60歳の定年を過ぎても働き続けられます。
即戦力として現場で働き続けることが厳しくても、利用者と関わることや、第二の介護士を育てる立場として、生涯働き続けることが出来ます。
これは、看護師と同様で専門職ならではの恩恵となります。一昔前は、介護士は看護師よりも下の立場と思われていましたが、今では看護師も介護士も同等の立場です。
同じ国家資格を得た専門職として、互いに尊重し働いています。
そのため、介護士も生涯の仕事として働き続けられる仕事、と言うことを理解することが重要です。
生涯にわたり働き続けれる
介護士の仕事は、「汚い・辛い・大変」と、あまり良い印象がない方が多いです。しかし、介護士がいるからこそ、介護業界は成り立っています。また、介護士の将来が見えないなどと考えている人も多いですが、介護士は今後今まで以上に重要な役割となります。
そのため、需要は高まり今以上の処遇改善が見込まれます。
さらに、生涯にわたり働き続けることが出来る職種でもあるため、介護士になることを躊躇している方がいれば、是非介護士になることをお勧めします。