あなたに合ったケアプラン5 関節リウマチ

家族の看護
2016.07.05
あなたに合ったケアプラン5 関節リウマチ

関節リウマチは高齢者に非常に多い病気で、関節リウマチが原因で要介護者になる可能性も高いと言われています。
関節リウマチを患っている方に適したケアプランとはどのようなものがあるのでしょうか?

リハビリをして症状の悪化を予防する

関節リウマチは難病であり、現在では完治する術がありません。対策の目的は症状の悪化を予防することになります。関節リウマチになってしまうと、関節が凝り固まってしまったり、それによって筋肉が固まってしまうことがありますが、リハビリによって予防することができます。

デイサービスによるリハビリはもちろん可能ですが、デイサービスでは通うことが必要になる可能性がありますので、訪問リハビリがお勧めです。
訪問リハビリは理学療法士や作業療法士などのリハビリ専門士が実施しますので、非常に効果的なリハビリが期待できます。

しかし、訪問リハビリは回数が限られていることが多いです。
もし頻繁に利用したいと考えるのであれば、訪問看護が行うリハビリを利用したり、外に行くのが問題ない場合はデイサービスやデイケアを併用するようにしましょう。

リハビリをケアプランに入れる際に気を付けたいこと

あなたに合ったケアプラン5 関節リウマチ

リハビリの必要性があってケアプランに入れたい場合は、医療保険との関係性を理解しておきましょう。医療保険と介護保険のリハビリは法的な関係から併用することができません。

例えば、病院でリハビリを受けている場合は、介護保険での訪問リハビリを実施することができません。
そのため訪問リハビリを組み込む場合には、高齢者が病院でリハビリを受けていないのか確認をしておくことが大切になります。

これは訪問リハビリ以外にも、デイケアなども対象となりますので注意しておきましょう。

病気へのケアを実施する

関節リウマチは日に日に症状が悪化していく病気ですので、しっかりと病気のケアをしていくことが大切になります。そのため、訪問介護をケアプランに組み込むことが大切になります。

訪問看護は医師の指示書を必要としていますので、訪問看護を利用する場合は主治医に一言かけておくとスムーズにいくでしょう。
また訪問看護以外にも、様子観察をするために訪問介護などを予定に入れておく、病気が変化しやすくなったら徐々に訪問介護から訪問看護に切り替えていくということも一つのポイントになります。