介護初心者に気を付けてもらいたいポイント

家族の看護
2016.07.29

介護の仕事に就いてまだ日が浅い方に、今後も介護を続けていく上で気を付けて頂きたいポイントをいくつか挙げたいと思います。

介護初心者に気を付けてもらいたいポイント

わからない事はそのままにせず、聞きましょう

仕事をしながら、「この場合はどうすればいいのか」「これで合っているのか」等の疑問は日々の中で感じる事かと思います。少しでもわからない事があれば、その都度聞いて確認するようにしましょう。
先輩や上司が忙しく、聞けない場合もあるかと思いますが、メモを取っておき、後で確認する等工夫をしましょう。
わからない事をそのままにし、間違ったまま続けてしまうと、後で今さら聞けない状況になったり、取り返しのつかない事になりかねません。

周りの職員も、しっかりと確認や、質問を沢山してくれる人の方が仕事への熱意を感じます。質問が無ければ、分かっているのかいないのか、判断しにくく、次に進みにくく感じるでしょう。
ですので、どんな些細な事でも確認・質問するようにしましょう。

自分の価値観を押し付けないようにしましょう

「介護はこうあるべき」という自分自身の価値観を持っている人は居るかと思います。それはとても大切で良い事でしょう。ですが、それが少し間違っていたり、仕事をしていく内にずれてきてしまう事もあるでしょう。
自分の想いや、介護の仕方が間違っていても、なかなか自分では気付きにくいものです。

介護をしていてご利用者を怒らせてしまったり、不機嫌にさせてしまうような事があれば、もしかすると関わり方が適切では無いのかも知れません。一つのサインと捉え、自分自身の関わり方をその都度振り返る事で、成長していくチャンスとなります。

自分以外に介護に関わる方とも、同じ目標を持って関わる事も大切ですので日頃からコミュニケーションをとりましょう。

病気等の医療や介護保険制度の知識を深めましょう

介護の仕事をしていくと、周りの人の関わり方が正しいのか、同じように動いていて良いのか迷う事もあるかと思います。そのような場合に、病気や医療、又介護保険制度等の知識があれば、自分自身の判断に自信を持つ事が出来ます。
勉強し、知識を付けておく事は自分にとって必ずプラスになります。ですので、ある程度の知識は深めるよう努力しましょう。

ポイントは、「初心を忘れない」という事です。これは介護だけでは無く、色々な分野にも共通する事です。簡単なように感じますが、日々仕事をするうちにどうしても忘れてしまいがちになります。
馴れ合いにならないよう、時々初心に戻り軌道を修正できたらと思います。