「終活」と言う言葉を、最近良く耳にすることはありませんか。メディアや本などでも、「終活をどうするのか」などと言われており、終活をどのように行うか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
終活は、云わば最期に向けて行うことであり、終活の方法も様々となります。
多くの方が行っている終活について、ご紹介いたします。

終活ノートを作成し、遺族に残す
終活で最も多いのは、終活ノートを作成することです。終活ノートとは、今まで自分が生きてきた人生を、ありのまま記していくノートです。中には、どのように最期を迎えたいのか、葬儀に誰を呼んで欲しいのか等、様々なことを記すことができます。
また、財産などの金銭管理の方法などについても記されているものもあり、どこに何があるのか言うことまで、自分が亡くなった後家族が困らないように作成するノートとなります。
葬儀場をあらかじめ決めておく
昔は、葬儀場は亡くなってから行くものとされていましたが、今は葬儀場で終活セミナーなども行われています。どのようなお棺に入りたいのか、亡くなった時の衣装、おもてなしの食事などをあらかじめ決めておく方も増加しています。
これもいわゆる終活のひとつであり、元気なうちに自分で自分の葬儀の事を決め、代金を支払っておくこともあります。
そうすることで、残された家族の負担を軽減することができます。
自分の余暇を楽しむ終活
終活をはじめる時が自分の事を自分でできる最期の時と言っても、過言ではありません。そのため、自身の余暇をどのように過ごすのか、自分らしい最期をどのように迎えるのか、終活をしながら考えます。
そこで、余暇を楽しみながら過ごし、悔いのない人生を終えるための終活を行う人も多いです。
例えば、旅行や趣味を始めることなども、終活の一つとなります。
情報共有をしておくことも大切
多くの方が行っている終活は、自分のためと言うよりは、残された家族のためということになります。
自分がいなくなった後、問題なく事が運ばれるよう、自らがノートに記し葬儀場を用意しておきます。
そして、最期の時がくるまで、自分らしく楽しみながら余暇を過ごす、それが終活となります。
また、自分が動けなくなってからでは、自分の意に反したことが起こる可能性があります。そのため、できる限り元気なうちに、終活を開始している人が増加していることを知っておくことも重要です。
終活について悩んでいるのであれば、葬儀場などの終活セミナーなどに参加し、情報共有してみることも重要となります。