訪問リハビリとは?

訪問リハビリとは、作業療法士や理学療法士、言語聴覚士などの専門職が高齢者の自宅に伺いリハビリをする介護保険上のサービスの一つとなっています。
訪問リハビリを利用する際の注意点や、実際の利用方法などについてご紹介していきます。

訪問リハビリとは?

リハビリ専門職が在籍している

訪問リハビリにはリハビリの専門職が在籍していますので、身体機能を向上させたいという時に役立ちます。向上はもちろんですが維持を目的としている場合もありますので、幅広い方から活用されています。

リハビリは訪問看護でも実施しているところがありますが、訪問リハビリの方が安く済みますので、そちらの方がお勧めです。
訪問リハビリは1単位が20分、おおよそ2単位40分で受けている場合多いです。

実施することはリハビリの他にマッサージなども実施しています。例えば、体が固まらないようにリハビリをする、肩の凝りをほぐすためにリハビリをするなど、ただ単に体を動かすだけではなく、幅広い選択肢の中からリハビリやマッサージを受けることができます。

言語聴覚士って何をするの?

理学療法士や作業療法士は身体機能の向上、維持とイメージしやすい方も多いと思いますが、言語聴覚士は何をするのかイメージしにくい方も多いのではないでしょうか?

言語聴覚士は言葉の機能向上を主に行いますが、言葉以外にも食事や水分の飲み込みなどの能力を向上させるために利用することもあります。

訪問リハビリを利用するために注意したいこと

訪問リハビリは介護保険のサービスです。利用する際にはケアマネージャーに相談をして手続きをしてもらうようにしましょう。
訪問リハビリの大半は病院に併設されていますので、ケアマネージャーが訪問リハビリ事業所に連絡をしてもらい、自分の情報を送ってもらう必要があります。
しかし、それだけでは開始することはできません。

訪問リハビリを利用する際には必ず医師の指示書が必要になりますので、自分のかかりつけ医か、訪問リハビリを行っている病院に受診をしてリハビリの指示書を出してもらうようにしましょう。

また、訪問リハビリを使用しながら病院のリハビリは受けられないことも認識しておきましょう。原則として、病院で医療保険を使ってリハビリをしている方は、介護保険によるリハビリを受けることができませんので、あらかじめ確認しておくことが大切です。
もし両方のリハビリを受けている場合はどちらか一方が10割負担になる可能性があります。