福祉用具には様々な種類があり、障害を持つ高齢者に対して非常に効果的です。うまく活用すれば出来ないことが出来るようになる、危険が少なくなるなどのメリットも多いですが、福祉用具には大変多くな種類があります。
お勧めの福祉用具をご紹介します。

認知症の方にお勧めの福祉用具
在宅介護で認知症を見ている家族は非常に大変な思いをしています。認知症の方にお勧めな福祉用具を活用して、本人の安全の確保、家族の介護疲れの軽減をしていることがあります。
認知症の方で特に問題となることに徘徊があります。介護者が知らない間に外出してしまい、自分で帰ってこれなくなるというものです。探して見つかれば良いのですが、見つけられない場合もあります。事故を起こしてしまったり、混乱して他人を傷つけてしまうこともあります。
徘徊センサーは自宅の玄関にセンサーを設置して、そこを通ると音が鳴る仕組みになっているものです。勝手に外に出て行ってしまうことを予防することができます。通常の玄関に着けるタイプの徘徊センサーであれば、介護保険の適用商品もあります。
また徘徊センサーには様々な種類があり、GPSなどで居場所を知らせてくれるものもあります。
足が不自由な方にお勧めの福祉用具
歩行が出来なくなったり、足が不自由になった場合は車いすを使用することになります。車椅子には様々な種類がありますが、お勧めの車椅子をご紹介します。
車椅子を使用している方で起きやすい事故としてはブレーキのかけ忘れによる転落事故があります。また、座り損ねてしまった床に尻もちをついてしまう場合もあります。
車椅子に座っていない状態であれば自動的にブレーキがかかるタイプの車椅子があります。転落事故を防止することができるのでお勧めです。
また、その他のお勧めとしては、電動車椅子があります。これは手が不自由で自分で車椅子を漕ぐことが出来ない方にお勧めです。最近では長距離高パワーの車椅子も多く、日常生活圏が広くなるなどのメリットがあります。