あなたに合ったケアプラン3 介護離職しないために

あなたに合ったケアプラン3 介護離職しないために

介護離職は家族の介護を行う為に、介護者が会社を辞めてしまうということであり、社会的に非常に問題となっています。
介護保険は要介護者の為にあるものですが、介護者の為にあるものという側面を持っているので、介護離職を予防する目的もあります。

介護離職をしないためのケアプランというのはどのようなものがあるのでしょうか?

ショートステイをプランに入れる

ショートステイは要介護者を短期間施設で介護をして生活をしてもらう介護保険のサービスです。
レスパイトケア(介護者の為のケア)と呼ばれる側面があり、介護者が介護疲れを軽減させるために使われるサービスです。

ショートステイは名前にショートとついていますが、実は常にショートステイを利用している方もいます。
特に要介護が4~5の方であれば、毎日ショートステイを利用していても介護保険の限度額範囲内に収まる場合があります。
このようなサービスを利用している場合は介護者の介護疲れはなく、仕事を続けることができます。

また、常にショートステイを利用していなくても週に1度でもショートステイを利用するだけでも、介護者の負担を軽減させることができます。
ショートステイは他の介護保険のサービスと違い夜間帯も看てくれることが特徴ですので、利用された家族からは「久しぶりに夜によく眠れた」という声が多いのです。

デイサービスを定期的に使う

あなたに合ったケアプラン3 介護離職しないために

介護離職をしないためには、日中介護を提供してくれるサービスを使う必要があります。
そこで、デイサービスが非常に有効なものとなります。

デイサービスは場所にもよりますが、5時間~7時間、長い所では9時間ぐらい施設でみてくれますので非常に有効な介護保険のサービスとなっています。

延長サービスを実施しているところもありますので、是非活用をしましょう。
朝の8時ごろに迎えにきて、夜ご飯を食べさせてもらい夜の19時頃に帰宅するデイサービスもあります。

訪問介護の上手な使い方

介護離職を予防するためには、訪問介護も非常にお勧めのサービスであるといえます。
訪問介護を利用するためには、まずデイサービスへの送り出しなどで活用するようにしましょう。

例えば朝の8時にデイサービスが迎えに来るのであれば7時30分ごろから訪問介護に入ってもらうことによって送り出しをしてくれますので、7時30分には介護者は家を出れることになります。