
どの仕事でもそうですが、介護の仕事でも人間関係で悩む事があるのではないのでしょうか。介護の現場は比較的女性が多い事と思われますが、もしかすると、陰口が絶えないという職場もあるかも知れません。人間関係で悩まないためにどうすればいいか考えてみたいと思います。
仕事のやりがいを考え直してみる
なぜ、介護をしようと思ったのか、なぜ今の職場を選んだのか、もう一度考え直してみましょう。日々仕事をしていくと、利用者に対しても、職員に対しても、馴れ合いになってしまう場面もあることでしょう。利用者の介護をするために職場に来ているのに、それ以外の事が気になったり、悩んだりする事もあるでしょう。
例えば「利用者と関わる事が楽しい」といった前向きな気持ちがあれば、時間が許す限り利用者と関わることで、仕事に打ち込むようにするのも良いかも知れません。あまり雰囲気の良く無い職場は職員同志の、仕事に関係の無い私語が目立ちます。良好なコミュニケーションが取れるのであれば構いませんが、必要以上の私語はせず、仕事に来ているという自覚を持ちましょう。
スキルアップの場と割り切って考えてみる
介護現場で実務経験を積んだり、試験を受ける事で、自分自身のスキルアップができます。人間関係で悩む事もあるかも知れませんが、可能であれば「スキルアップの過程」であると、気持ちを強く持ちましょう。同じ職場に看護師や作業療法士・理学療法士等、ことなる職種の方々が居る場合、後々とても役に立つ知識が得られます。自分自身が看護師としての仕事を行う予定がないとしても、「知識を吸収しよう」と思うと、見方が変わります。毎日の仕事が勉強の場になります。目標があれば、悩みがあるとしても踏ん張る事が出来るかも知れません。
チームワークが大切である事を自分自身も再度見直しましょう
人間関係で悩んでいると、どうしても全て相手に非があるように思ってしまうこともあるでしょう。ですが、冷静に考えてみれば必ずしも自分自身だけに非があるわけではないというケースも多いことと思われます。自分を見つめ直す良い機会かも知れません。
介護の仕事は決して一人では成り立ちません。今一度、利用者の事や職員の事を常に思いながら仕事に取組みましょう。
同じ目標を持つ仲間を作りましょう
一緒に仕事をする仲間と共に、資格取得を目指す等、共に高め合える仲間を見つける事も良いでしょう。又、仕事をする上で皆が同じ目的意識を持つ事は大切です。自分一人で現状を変えるのは難しいものがありますが、上司に相談する等し、良い環境創りをしてみましょう。
上司に提案したり、又悩み等も相談し溜めこまないようにしましょう。