主婦の方でも安心、夜勤が無い職場について

訪問看護師
2017.01.04
主婦の方でも安心、夜勤が無い職場について

主婦の方を始め、家庭の理由により「夜勤ができないから介護士として働けない」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。また「夜勤ができないから正社員として雇ってもらえない」などと考え、働くこと自体をあきらめてしまう方も少なくないのではないでしょうか。

介護職で正社員として働く場合、夜勤ができないことや日・祝日が働けないことはデメリットとなってしまう場合が確かにあります。しかし、夜勤がない職場を選択することができれば、仕事と家庭の両立も可能になるのではないでしょうか。

介護職における夜勤がない職場について、ご紹介いたします。

デイサービス

介護関係で夜勤がない仕事と言えば、デイサービスを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

小規模多機能型施設などは24時間体制での介護を実施しているため夜勤がありますが、一般的なデイサービスでは夜勤がありません。しかし、デイサービスだけを実施している施設は少なく、異動もあり得ます。異動した先では夜勤がある場合もあるため、デイサービスへ就職する際には注意が必要となります。

病院

介護士の働き方として、施設だけではなく病院で働くという方法があります。病院で働く場合、介護士として働く場合と看護助手として働く場合があります。これは、病院によって介護士に対する考え方の違いもあり、介護福祉士として雇われるが病院内では看護助手という職種となることもあるということです。

病院の介護士の役割は、主としては日中の高齢者介護となります。さらに、急性期の病院などでは、日中のみ介護を必要とし、夜間帯は寝たきりの状態となることもあります。そのため、夜間帯に介護福祉士は必要なく、日中のみ介護福祉士を必要としていることもあります。このような病院の場合には、介護士の夜勤はなく、日中のみの仕事になります。

有料老人ホーム等、夜勤専従者がいる施設

夜勤ができない介護士が増加している今日において、夜勤専従者を雇っている施設が増加しています。特に、有料老人ホームなどでは、夜勤ができない介護士の受け入れも多く、夜勤は派遣社員などで回していることもあります。

このような施設では、求人情報自体が夜勤なしとなっていることがあります。もし夜勤をしたいと考えている場合には施設勤務をあきらめるのではなく、介護士の求人情報をしっかり確認した上で、施設側に伝えてみましょう。