訪問看護師の大変なところ

訪問看護師
2016.07.05
訪問看護師の大変なところ

全体の看護師の数が足りなくなっている状況において、特に訪問看護師は非常に不足しているそうです。
どうして訪問看護師が特に不足しているのでしょうか?

訪問看護師特有の大変なところ

訪問看護師ならではの大変さについてご紹介します。

基本的に訪問看護師は天候とは無関係に電動自転車で移動するため、冬の寒い日や夏の暑い日には負担を感じるかもしれません。訪問看護を希望する人は自宅で待っているため、いかに天気が悪くても訪問する必要があります。

しかし、訪問看護を1年間継続すれば、電動自転車で移動することにも徐々に慣れて、四季の変化を楽しく感じられるようになると思います。また、電動自転車での移動によってダイエットになったというような効果も期待できるそうです。
ただし、いつも紫外線にさらされるので日焼け止め対策が必要です。

訪問看護先にペットがいる場合、あるいは掃除が行き届いていない環境であることがあります。訪問看護師の側で訪問看護をする相手を選ぶことは基本的にできないため、このような場合に負担に感じるケースもあるかもしれません。

スリッパを持っていきたい人もいるかもしれませんが、家が汚いと思っていることが患者に伝わってしまい、気分を悪くさせてしまう恐れがあります。
このような場合には、靴下を2重に履くのがおすすめです。2重に靴下を履いておいて、仕事が終わった後に相手に分からないように靴下を1枚脱ぐというものです。
このようにすれば、相手が気分を悪くすることもなく、自分の靴も汚れません。

そのような環境に耐えられるかどうか、訪問看護師になる際には十分に検討してみましょう。医療施設が整っていないところで看護をするのが、訪問看護師の大変なところです。

病院で勤務している看護師の中には、患者の自宅に医療設備が整っていないことが心配になる人もいるかもしれませんが、かかりつけの医師と連携をとって看護を行うため、緊急の場合でも過度な心配は必要ありません。