訪問看護師として仕事をするためには、訪問看護ステーションを選ぶ必要があります。
ここでは、自分に合った訪問看護ステーションの選び方についてご紹介しましょう。

自分に合った訪問介護ステーションの選び方
訪問看護師の仕事をする場合に失敗しないためには、訪問看護ステーションの選び方が大切になります。
自宅にいる患者の病状が急に変わった場合にすぐに対応してくれる病院などと訪問看護ステーションが提携しているかどうかのチェックは必ず必要です。
かかりつけの医師と連携していて、患者の病状が急に変わった場合にすぐに対応が可能であれば、訪問看護が安心してできます。
また夜間に訪問する患者の家族から連絡があった場合でも、落ち着いて対応することができます。
訪問看護師にとっては、自宅で生活している患者に関して責任を持って判断を1人で行うため、病院等と提携していることは、必要なことで大切なことです。
訪問する際の交通費の支給や交通手段に関しても、訪問看護ステーションによって異なるので十分にチェックしておきましょう。交通費が給料に含まれている場合もあるためです。
また、1日にどの程度の件数を訪問するか、訪問する患者はどの程度の介護度かも、初めに掴んでおけば安心です。高い介護度の場合には、その分体力的な負担が大きくなります。
給料面では、歩合給制と固定給制、あるいはその両方を採用している場合等、訪問看護ステーションによって違っています。
子育てなどの関係で訪問が制約される場合には、給料と訪問回数の関係などを事前にチェックしておきましょう。
また、訪問する際は1人だけになるのかそれとも2人になるのかについてもチェックが必要です。ブランク後に復職する際は、2人訪問の訪問看護ステーションを選ぶ方がいいでしょう。
患者の病状が急に変わった場合の対応や、介助で入浴などが必要な場合のためにも、2人訪問の方が肉体的にも精神的にも楽です。
一方、看護とスキルにある程度自信があれば、1人の方が仕事が自分のペースでできるためいいかもしれません。
休日や夜間の取り扱いに関しても、訪問看護ステーションによって違っているため、各訪問看護ステーションに問い合わせてみましょう。
患者からの連絡を待つのは、自宅なのか訪問看護ステーションなのかもチェックしておきましょう。
また、連絡の内容によっては夜間に訪問するために、かかりつけの医師と連携することもあるため注意しましょう。